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伊藤先生ストーリー

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STORY 1

15000人を束ねる暴走族総長が、
服役後に社会復帰できたのは、
ある社長の“あたたかいひとこと”
おかげでした

少年時代、いじめられっ子だった私ですが、高校から不良の道に足を踏み入れ、最終的には15,000人を擁する巨大暴走族グループの総長になっていました。
そして、様々な悪事に手を染め、遂には刑務所に収監されてしまいました。

刑務所の中で
「もう、おれの人生は終わったな」
「どうせここを出ても待つ人も帰る場所もないな……」
と、毎日絶望して過ごしたのを覚えています。

ところが出所当日、刑務所を出ると、こんな私を待っていてくれる人がいたのです。それが、私が刑務所に入るまで勤めていた会社の社長さんでした。
刑務所の出口で待っていて「辛かっただろう。ごくろうさん」とひとこと言って、こんな私を笑顔で迎え入れてくれました。
そして「お前は、今まで人を信じることができなかったかもしれない。しかし、これからは、俺を信じろ」と言ってくれて、私は人を信じることを覚えました。

そして、社長の会社でまた働かせてもらえることになり、なんとかまっとうな道に戻ることができたのです。

この社長さん自身が、私にとっての“本当に心からくつろげる家庭”そのものでした。
たった1人。たった1人の存在が私の人生を大きく変えたのです。

それからしばらくして、知り合いのご婦人から、「実は、中学生の息子の非行がひどくて、なんとかして欲しい」と相談を受けました。
当時は、多くの学校で校内暴力が横行していた時代です。
しかも、そのご婦人の息子さんは、不良グループの主犯格でした。

たった1日で校内暴力を解決してしまう。

私は、そのご婦人の相談を受けて、まずは、どんな状況なのか把握するために、その学校へ行ってみることにしました。
学校へ行くと、体育館の裏側に10人くらいの非行少年達がたむろしていました。
そこで、私が話しを聞こうと話しかけるのですが、全く聞く耳を持たないので、私は、暴走族時代のような勢いで「お前ら、今日からくだらないことは止めろ!」と、すごい剣幕でどなりました。

すると非行少年達は、私の顔を見て、私が暴走族グループの総長だった人間だと気付いたのか、全員直立不動になり、泣きそうな顔をしていました。

私が「お前ら、なんで先生達を困らせるようなことをするんだよ?」と尋ねると、「先生は、俺らのことを全く信用してくれないからだ。」と彼らは一様に言いました。

私は、「お前らが悪い事ばかりやってたら、信用されないのは当然だろ。今日から、もう更生しろ。」と彼らに真剣に話をしました。
そして、「俺を信じられるか?信じられるなら相談に乗ってやるから。」と言って、彼らの相談に乗ってあげたのです。
彼らと数時間、話をする中で彼らの悩みや葛藤などを聞き信頼を得ることが出来ました。
そして、彼らが「もう、悪いことはしない。」と言うので、私は、彼らに自分なりの“けじめ”をつけるように伝えました。すると、彼らは自分たちで頭を坊主にし、職員室に謝りに行きました。

こうして、校内暴力がたった1日で解決してしまいました。
これが、私の初めての、子供に関する問題の解決でした。

1日で解決出来た理由。
それは、私がしてもらったことを、少年達にしてあげただけ

私が1日で校内暴力を解決出来た理由は、「彼らの話をじっくり聞いてあげた」ことです。

また、もう一つの理由としては、私も、彼らと同じ悩みを抱え、先生や大人を信用していなかったので、彼らの気持ちが十分理解出来たからです。

冒頭でもお伝えしまたが、こんな私でも社会復帰を果たすことが出来たのは、刑務所から出た時の社長の言葉でした。
「お前は、今まで人を信じることができなかったかもしれない。しかし、これからは、俺を信じろ。」の一言です。
この一言をかけてもらった時、言葉では表せないような、すべてが報われたそんな気持ちを感じました。

だから私は、社長にしてもらって嬉しかった事を、そのまま、非行少年達にしてあげただけなのです。

STORY 2

不登校・ひきこもり・非行などには、
ある共通点が存在する

私が、非行少年を更正させたという噂が広がり、あらゆる子供の相談が私のところに来るようになりました。

そして、今まで200人以上の子供達を、自宅に預かって実際に更正させ、全員、現在では社会人として立派に生活しています。そんな彼らに、私が共通してやってきた事は、実際に「彼らが望む事を、望むようにしてあげた」ただこれだけなのです。

では、なぜこれだけで、簡単に子供の問題行動を直すことが出来たのでしょうか?

実は、子供を自宅に預かって面倒をみていた当初は,私自身もその理由までは分かりませんでした。
ただ、私には、彼らと同じ辛い経験があり、彼らの気持ちが痛いほど分かっていました。

そのため、たとえ反抗的な言葉や態度をとっても、心の底から「何てかわいそうなんだろう」と思えてきて、自然と彼らの為に何かしてあげたくなります。

それが、
200人以上を自宅で預かり面倒を見る事につながりました。
そして、預かった子ども達が全員、無事社会に旅立っていく結果につながったのだと思います。

私が面倒見た子の中に、その子供達同士で結婚した二人がいます。特にその女の子のご両親は、「薬物やリストカットを経験したこの娘は、この先一生結婚出来ないだろう」と諦めてしまっていたほどでした。
そのため、彼らの結婚報告を受け、ご両親は「本当に嬉しくて涙が止まらなかった」と私に嬉しそうにおっしゃっていました。

STORY 3

少年問題の権威であり精神科医である
佐々木正美先生との出会いで、
私の解決ノウハウが体系化された

私が子供達を預かるようになって10年が過ぎたころでした。たまたま、ある方のご紹介で、児童精神医学の権威であり、精神科医の佐々木正美先生と出会いました。

佐々木先生は、非行問題や児童の心理などに関する著者が100冊以上ある、まさに、少年問題における日本で権威です。

私は今まで、自分が更正した経験を元に、体当たりで子供と向き合ってきました。しかし、佐々木先生とお話させて頂いた時、私が今まで子供達にやってきたことの意味が理論的に説明され、私の頭の中ですべて繋がりました。

佐々木先生が話される「子供に対して親がやらなければいけないこと」が私が今までにやってきたことと同じだったのです。

私自身がやってきたことを心の底から納得でき、自分の解決ノウハウが間違ってなかったんだと確信が持てた瞬間でした。

ここに、子供の不登校・ひきこもりを解決する上で、非常に重要な佐々木先生のお言葉を引用したいと思います。

「乳幼児期には、子供が喜ぶことをたくさんしてあげればあげるほど、自分と相手を信じる力を子どもは大きくしていきますから、将来の自立に向かって、とても良い人格や感受性の基礎作りをすることになるわけです。」

私が「子供達が望む事を、望むようにしてあげる」ことで子供問題を解決出来ていたのは、先生の上記の言葉を理解することで、すべてが明確になりました。

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